ご家庭でも身近なペーパードリップによる抽出方法です。
◉用意する器具(ご無理のない範囲でご用意ください)
ミル、ドリッパー、ペーパーフィルター、サーバー、ドリップポット、秤、温度計
◉豆の分量と抽出量
杯数 豆の量 抽出量
1杯 20g 150〜200cc
2杯 36g 300〜360cc
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粉の大きさ:中挽き〜粗挽き(ミルは粉の大きさが均一に挽けるものが望ましいです。茶こしなどを使って挽いた後の微粉を取り除くと、味がクリアになります)
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お湯の温度:およそ85〜90℃
◉抽出
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香りを保つため、抽出する直前に粉を挽きます。ペーパーフィルターをセットしたドリッパーに粉を入れ、平らにならします(成分をバランスよく抽出するため)。
- 粉の表面の全体が湿って下にポタポタとコーヒーが落ちはじめるまで、ゆっくりと均等にお湯を注ぎます。落ちはじめたら、およそ30秒蒸らします。
- その後再び、お湯を注ぎ入れます。 お湯は「の」の字を書くように(同じところにばかりお湯が当たらないように)。また、フィルターに直接お湯を注がないように(コーヒーの粉を通さずに下に湯が流れてしまうため)。注いでいるあいだは、湯面の高さを一定に保ちます。
- 目的抽出量の目盛りまで抽出したら、お湯がドリッパーから落ちきる前に、ドリッパーを上げます(最後まで出しきると、苦味やエグ味の要因になるため)。濃いと感じたら、お湯を足して調整してください。ジュリアは冷めても美味しくお飲みいただけます。温度変化による微妙な味の違いもお楽しみください。
◉味に関わる抽出時の要因について
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粉の大きさ:粉の大きさが細かくなるにつれ、味が重たくなります。
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お湯の温度:高くなるにつれ、味が重たくなります。
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抽出時間:お湯と粉が接触する時間が長くなるにつれ、味が重たくなります。
☆ジュリアの特徴を生かすために、出したくない成分を出さないようにするのがポイントです。
☆ネルドリップがもっともジュリアの特徴を引き出せる抽出方法です。ぜひ一度、ネルドリップをお試しになり、よりまろやかなジュリアの味わいをお楽しみください。
☆一度開封したら、香りが逃げてしまいます。開封後は、できるだけ早くお飲みください。